
2025年5月25日未明、札幌市・ススキノのビルで酔った男性が暴れ、駆け付けた警察官に暴行を加えたとして、公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕されました。
■ ビルの壁壊し、警察に通報
事件が起きたのは、午前2時30分ごろ。場所は札幌市中央区南5条西2丁目の商業ビル。ビルの警備員から「男が壁を壊した」と通報があり、札幌中央署の警察官が現場に駆け付けました。
■ 職務質問中に突然の暴行
事情を聴いていたのは、同じく26歳の男性警察官。ところがその最中、男は突如として拳で警察官の額を殴り、その場で逮捕されました。幸い、警察官にケガはなかったとのことです。
■ 「暴れたのは覚えている」も…容疑を一部否認
逮捕されたのは、小樽市在住の会社員の男(26)。当時、酒に酔っていたとみられ、取り調べに対して「暴れた記憶はあるが、具体的に何をしたかは覚えていない」と話しており、容疑を一部否認しています。
現在、警察はビルの損壊状況を含め、事件の詳細な経緯を調べています。
「暴れたのは覚えているが、何をしたか覚えていない」──。この言葉は、酒に酔った事件の常套句とも言えるでしょう。今回は公務執行妨害に加え、ビル破損の疑いも含まれており、捜査の行方にも注目が集まります。深夜のススキノでは、通報から一気に現行犯逮捕まで発展するケースも少なくありません。