
札幌の初夏を象徴する2つの大型イベント、「第67回 北海道大学 北大祭」と「第34回 YOSAKOIソーラン祭り」が、6月上旬に同時開催されました。学生と一般の来場者を巻き込み、市内に一層の活気が戻った週末となりました。
🎓 第67回 北大祭(6/6〜8)
会場は北海道大学札幌キャンパス(北区北8条西5丁目)で、6月6日(金)から8日(日)までの3日間、多彩な企画が実施されました。今年のテーマは「彩雲」。模擬店や多様な企画が300近く集まり、学部・サークル単位の屋台ではグルメや文化体験が楽しめ、ライブステージやゲストトークなども展開。また、前年まで中止されていた仮装行列は、5月31日に再び札幌中心部(キャンパスから大通公園〜赤れんが)を練り歩き、北大祭への認知を高めました。
🔥 第34回 YOSAKOIソーラン祭り(6/4〜8)
6月4日(水)から8日(日)まで、大通公園を中心に市内17会場で開催されました。
参加チームは国内外合わせて約270チーム、出演者約27,000人にのぼり、最終日の観客動員数は前年に続き約211万人(前年比100%)という規模で展開されました。7日(土)には大通西7丁目で6年ぶりに“飛び入り参加OK”の「ワオドリスクエア」が復活し、観光客や市民が鳴子片手に踊りに参加する場面も見られました。
また、大通公園5・6丁目では「北のふーどパーク」として道内外のグルメが集結し、祭りに訪れた人々は踊りと同時に食の楽しさにも触れました。
🧭 2イベント共通の見どころと傾向
- 再開と回復の風景
北大祭では仮装行列の復活—学生主体の文化企画が再び市街地へ広がりを見せ、YOSAKOIでは参加チーム数・動員数ともにコロナ前の水準に回復し、街中が祭り色に染まりました。 - 学生→市民→観光客を結ぶ構造
北大祭は大学内の学生主体、YOSAKOIは市民・観光客も巻き込む形で連続し、街中に一体感が生まれました。 - 食の魅力の共演
北大祭の模擬店数は約300。YOSAKOIでも「北のふーどパーク」にグルメが集結し、2つのイベントで“食→文化→体験”の一連の流れが自然発生しました。
【メタディスクリプション】
6月上旬に札幌で開催された「北大祭(6/6〜8)」と「YOSAKOIソーラン祭り(6/4〜8)」。学生主導の文化祭&市民参加型踊り祭りが連携し、食と文化の熱気が街を包みました。
学生主体の北大祭と、市民・観光客も巻き込むYOSAKOIがほぼ同時期に開催され、札幌中心部に新たな熱気が生まれました。文化発信・観光歓迎の流れがまさに“回帰”の色合いで、札幌の初夏がいよいよ本格的に始まった印象です。