2025年11月4日午前10時20分ごろ、札幌市中央区南4条西3丁目の交差点で、道路を横断中の81歳女性が大型トレーラーにはねられ、死亡が確認されました。運転手の50代男性を現行犯逮捕。
2025年11月4日午前10時20分ごろ、札幌市中央区南4条西3丁目の「すすきの交差点」にて、道路を横断していた無職の中村紀美子さん(81)が、右から進入した大型トレーラーに衝突されました。中村さんは意識不明の状態で搬送されましたが、その後死亡が確認されました。
運転手である苫小牧市の会社員・伊藤昭吾容疑者(50)は、現行犯逮捕され「事故を起こしたことに間違いありません」と供述しているとのことです。
この交差点は、夜の歓楽街だけでなく昼間も人通りが多く、特に歩行者の安全確保が課題となっている地点です。今回の事故を受け、地域自治体・交通機関・警察が横断歩道の視認性向上やトレーラー通行規制の見直しを検討しています。
また、事故が発生した時間帯は比較的交通量・通行人ともに多く、通行者の動線と大型車両の動きの交錯が改めて浮き彫りになった形です。
今後、繁華街中心部における車両制限・歩行者安全対策の強化が、地域安全活動の重要テーマとなっています。
夜の光と人の喧騒の中、昼下がりの交差点で起きたこの悲劇が、街の“当たり前”を見直すきっかけとなるかもしれません。
ネオンの影もまだ淡い朝のすすきの交差点で、大型車両と高齢歩行者が衝突するというニュースに、改めて “街の設計” の重要性を感じました。
これから札幌独自のイベントも控え、インバウンド需要が高まる中で一人の記者として、札幌市民として安全な街へと近づいてほしいなと感じます。





