
札幌市中央区の商業施設「COCONO SUSUKINO(ココノ ススキノ)」が9月30日で開業1周年を迎え、累計来館者数が約1,100万人に達する見込みであることが発表されました 。これは当初予想の1.4倍に上り、昼間の需要開拓など好調の要因が注目されています。
本文: 札幌・すすきのエリアに2023年秋オープンした複合商業施設「COCONO SUSUKINO」が、この9月30日で開業から丸1年となります。運営する東急不動産は9月21日、オープン以来1年間の累計来館者数が約1,100万人に達する見通しだと発表しました 。これは当初計画の1.4倍に相当し、同社も「予想を上回るスタート」としています 。昼夜通じた新たな集客策が奏功したことが背景にあります。特に今年9月には新設のラーメンフードホール(前項参照)が話題を呼び、昼間から観光客やビジネスパーソンでにぎわう光景が定着しました。すすきのは従来「夜の街」の印象が強かったものの、同施設の成功で日中の人出も増えつつあります。商業面で専門家は「昼の需要をうまく取り込み、夜の歓楽街に新たな価値を生んだ」と評価 。今後はこの集客力を収益につなげ、テナントの売上拡大や周辺への波及効果が期待されています。ココノ担当者は「安全で楽しめる街づくりに貢献し、2年目以降も薄野の活性化に寄与したい」と意気込んでいます。