北海道・札幌の歓楽街・すすきの に、新しいカラオケ空間 ― ジャンカラの新店「すすきの狸小路店」がオープンする。全国200 店舗以上を展開するカラオケチェーン ジャンカラ によるこの店舗は、従来の「歌う場所」を超えて、「映える体験空間」として設計された。
店名:ジャンカラ すすきの狸小路店
所在地:札幌市中央区南2条西4丁目2-11 平成観光ビル 4階
オープン日:2025年12月12日(金)
“古民家カフェ風” — 内装とコンセプト
ジャンカラは今回、「古民家カフェ」のような落ち着いた雰囲気の内装を採用。暖色の照明、ナチュラルな素材感、くすんだ色合いなど、従来のカラオケ店の無機質なイメージを一新した空間を創出している。あえて“映え”を意識することで、「歌う」「集まる」だけでなく「写真を撮りたくなる」「過ごしたくなる」ような居心地を目指している。
さらに、ただの個室だけにとどまらず、複数の「コンセプトルーム」を用意。たとえば:
- 推し活ルーム(お気に入りのアイドルやアーティストの映像とともに応援グッズで楽しむ部屋)
- バンギャルルーム(ライブ会場さながらの演出で、ライブ映像を観ながら盛り上がる部屋)
- ボードゲームルーム(カラオケだけでなく、ボードゲームで過ごせる“秘密基地”的空間)
- マットルーム(床・壁がマット仕様の、リラックス向けの部屋も)
このように、多様な目的や気分に応じた部屋が揃っており、友人同士での集まり、推し活、まったり時間、ゲームやおしゃべり、いろんな楽しみ 方ができるようになっている。
オープンカウンター「Karaoke Cafe ススキノ」も併設
この店舗では、従来の個室カラオケに加えてオープンカウンター形式の「Karaoke Cafe ススキノ」も導入されている。14席を備えたこの空間では、フリータイムではなく、30分単位などの通常料金で利用可能。気軽に“歌いたいとき”“立ち寄りたいとき”に使いやすい設計だ。
ただし、深夜(24時以降)はアルコールの提供が控えられ、おひとり様1フード注文が条件になる。フリータイム利用時は対象外となるので、利用形態には注意が必要だ。
利便性と幅広い活用シーン
店舗はすすきの中心部、狸小路エリアに位置し、アクセスも良好。営業時間は 24時間営業 で、使いたい時間に気軽に立ち寄れるのも大きな魅力。室数は “全33室” を確保。
「ひとりで軽く歌う」「友達と集まる」「推し活やゲームで過ごす」「夜のシメに寄る」――さまざまなシーンに対応可能な、柔軟な使い方ができるのは、この新店舗ならではの強みだ。
全国展開チェーンによる安心感とブランド力
ジャンカラは1990年にカラオケ事業を開始し、現在は全国200以上の店舗を展開。西日本ではカラオケ業界最大級の規模を誇る。ジャンカラの強みは、こうした広いネットワークと、利用しやすさを支える仕組みだ。
また、最近では無人受付精算機の導入や、アプリを使った予約・受付・決済・選曲などのシステム「すぐカラ」の活用など、利便性の向上にも注力してきた。こうした“新しいカラオケ体験”を全国で提供してきた実績が、今回のすすきの狸小路店にも反映されている。
すすきのエリアにまたひとつ、多様なスタイルで楽しめるカラオケ空間が加わる。どんな時間帯、どんな気分でも立ち寄れる自由さ。友人と、推しと、あるいはひとりで――ちょっと寄って歌いたくなる、そんな夜がまた増えそうだ。
—— 文:佐々木ナオ(2025-12-02)
すすきのの夜って、歩いているだけでいろんな光や声が混ざってわくわくするんですけど、こうして“寄り道できる場所”がまた増えると、もっと自由に過ごせる気がしました。カフェみたいな雰囲気のカラオケ店って、時間の流れも柔らかく感じられるんですよね。次は推し活ルームをのぞいてみたいな、と思いました。





