ススキノのクラブでVIPルーム使い豪遊後「トイレで寝ている」駆けつけた警察に「お金がない」支払う約束するも…

去年8月、札幌の歓楽街ススキノのクラブで代金約63万円を無銭飲食したとして、20歳の男が逮捕されました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、住所不定、自称無職の20歳の男です。 男は、去年8月20日午後9時半ごろから翌日21日午前2時ごろまでの間、札幌市中央区南4条西3丁目にあるクラブで、代金を支払う意思も能力もないのに、VIPルームの使用や高価な酒などを注文し、飲食した疑いが持たれています。 警察によりますと、21日午前2時すぎ、店の関係者から「お客さんがトイレで寝ている」と警察に通報があり、警察官が駆けつけると男は起きて「お金がない」と話したということです。 店と男の間で21日中に金を支払う約束が交わされましたが、その後、男と連絡が取れなくなったため店側は、12月に被害届を提出しました。 店側が男のマイナンバーカードをコピーしていたため、警察はそれをもとに男を特定し、裏付け捜査を進め、7日逮捕しました。 取り調べに対し、20歳の自称無職の男は「知人から借金を返済してもらい払おうと思っていた」と話し、容疑を一部否認しています。 男は店の常連客で、事件当時友人とクラブに来ていたということです。 警察は、男の生活実態などを詳しく調べています。

確かに、近年は無銭飲食の件数が増えている印象がありますね。特に若者の金銭トラブルが背景にあるケースも多く、すすきので働く皆さんへの影響も無視できません。こうした被害を少しでも減らしていけるよう、地域全体で対策を考えていきたいですね。