幌市営地下鉄、車両内に防犯カメラ設置 30日から

札幌市は30日から、市営地下鉄東豊線で車両内に防犯カメラを設けた列車1編成の運用を始める。1両あたり3台、計12台のカメラを設置する。市民の安全を守る取り組みの一環として始める。札幌市の地下鉄の車両内に防犯カメラが設置されるのは初めて。

2025年1月以降、追加で2編成にカメラを設け計3編成で運用する予定だ。25年度以降、本格配備を進め東豊線では28年度までにさらに17編成(計68両)で、東西線は27年度までに全24編成(計168両)で設置を終える計画。道外では都営地下鉄でも、列車内の防犯カメラ設置が進んでおり24年度中の全車両設置を目指している。