手稲区の住宅爆発 半径130mで建物38棟に被害


2月9日午前5時ごろ、札幌市手稲区西宮の沢の住宅街で住宅が爆発し、火災が発生した。消防によると、通報を受けて消火活動を行い、火はその後、消し止められた。爆発があったのは木造2階建ての住宅で、建物は大きく損壊した。

焼け跡からは、この家に住む60代とみられる女性1人の遺体が見つかり、警察は身元の確認を進めている。また、火元の住宅にいた人と隣接する住宅の住人あわせて4人がけがをし、病院に搬送された。

現場では爆発の衝撃で、固定されていたエアコンが外れ落ち、家の中では家具などが倒れて散乱していたという。また、周辺の住宅でも窓ガラスが割れるなどの被害が確認されている。警察と消防は、ガス漏れが爆発につながった可能性もあるとみて、出火原因を詳しく調べている。

北海道ガスによると、現場付近の住宅街では「集中プロパンガス」と呼ばれる方式でガスを供給していた。この影響で、現場周辺のおよそ200戸で一時、ガスが使用できなくなったという。供給停止となった世帯の一部では、復旧までの間、ホテルなどでの生活を余儀なくされている。

警察と消防は、現場検証を続けるとともに、ガス設備や配管の状況についても調査を進めている。爆発の原因は現時点で特定されておらず、引き続き詳しい経緯の解明が進められる。


未明の住宅街で起きた爆発は、被害の範囲が広く、日常生活の基盤であるガス供給にも影響が及びました。火元の家だけでなく、隣接住宅の住人もけがをしている点から、住宅密集地での爆発の危険性が改めて浮き彫りになったと感じます。原因の特定とともに、周辺住民の生活支援が迅速に進むことが重要です。