支払えないのに…ダーツバーで20万円超シャンパンを注文、32歳女性が詐欺容疑で逮捕

札幌・すすきのにあるダーツバーで、支払い能力も意思もないにも関わらず1本20万円以上の高級シャンパンなどを注文し、無銭飲食に相当する行為を働いたとして、32歳の女性が詐欺容疑で逮捕されました。事のあらましと背景を詳しく報告します。

事件の概要

 

札幌中央警察署によりますと、逮捕されたのは札幌市東区在住、自称パート従業員の32歳女性。2025年8月23日未明、午前3時20分から同日午前10時20分までの間、中央区南5条西6丁目所在のダーツバーにおいて、代金を支払う意思も能力もないまま、総額約34万3,200円に相当する飲食サービスを受けた疑いが持たれています。中には1本20万円以上のシャンパンの注文も含まれていましたが、所持金はおよそ7,000円のみだったということです。

女性はこの店を利用するのが今回で2回目だったと報じられており、当日は自身で「飲食代金でもめている」と110番通報し、警察到着後に店側から事情聴取を受け、容疑が固まったとして、24日未明に逮捕されました。調べに対し、女性は「間違いありません」と容疑を認めています。

話題となる背景と社会的反響

 

すすきのエリアは高級飲食店やバーが軒を連ね、深夜まで営業する店舗も多い歓楽街です。そのため、酩酊や無謀な注文が繰り返されるリスクの高い地域でもあります。今回のような“無銭飲食”に該当する詐欺事件は珍しいものではないものの、高額シャンパンを狙ったという点で際立った話題性があります。

今後の見通し

 

警察はこの女性が同様の手口を繰り返していた可能性も視野に入れ、余罪の有無や動機を含めて詳しく調査を進める方針です。一方、店舗の側も、注文時の本人確認や支払い能力の確認など、再発防止のための対策を検討する可能性があります。

20万円以上のシャンパンを安心して注文できる空間。しかし支払い意思も資力もなければ、それは詐欺にほかなりません。対策として、注文時に最低限の本人確認やデポジット制度の導入も検討されるべきでしょう。夜の街に存在する付加価値には、責任が伴います。