
2025年7月11日午前3時10分ごろ、札幌市中央区南5条西3丁目(すすきの繁華街)付近の歩道上において、37歳の自称漁師の男(雄武町在住)が、歩行中の46歳会社役員男性を突然殴り、さらに体を蹴るなどの暴行を加えた疑いで、中央警察署によって現行犯逮捕されました。
被害男性は顔を殴られ口から出血する軽傷を負い、すれ違いざまに「殴られた」と110番通報しました。容疑者と被害者に面識はなく、通りすがりに理由なく暴力を加えた事件とみられています()。
逮捕後、容疑者は「私がやったことに間違いない」と容疑を認めており、動機や行動の背景については札幌市中央署が詳しく調査を進めています。
発生概要
- 発生日時:2025年7月11日 午前3時10分頃
- 発生場所:札幌市中央区南5西3(すすきの)
- 被疑者:37歳、自称漁師、雄武町在住、札幌中央署が現行犯逮捕
- 被害者:46歳会社役員男性、顔面を殴打され口から出血、軽傷
- 事件内容:面識のない被害者に対しすれ違いざまに殴打・蹴りの暴行
- 現在の捜査状況:動機・背景、防犯カメラ映像、現場証言の解析中
繁華街で続く飲酒絡みの暴行リスク
すすきの繁華街では夜間の混雑・飲酒シーンが多いため、酔いによる衝動的トラブルや暴力事件が散見されます。本事件も、容疑者と被害者に面識がないまま、理由なき暴力行為に発展した点が非常に問題です。
札幌中央署は、繁忙時間帯のパトロール強化に加え、通行人や店舗客への注意喚起、防犯カメラの整備促進などの対策を強化中とのことです。市民・観光客の安全確保に向け、「すれ違いなど日常動作にも油断せず行動してほしい」と呼びかけています。
狭く混雑する繁華街での無差別暴行は、誰もが被害者になりうる潜在的リスクです。現行犯逮捕は迅速な対応でしたが、背景に何があったのか、再発防止のためには動機解明が不可欠です。パトロールや監視体制の見直しと同時に、歩行者同士が気軽に通報できる環境作りも重要でしょう。