
札幌市中央区すすきのを含む市内全域で、今年は異例の早さで「熱中症警戒アラート」が発令されました。観光客や夜間来街者も多い夏のすすきのでは、公共スペースでの冷水提供や避難場所の案内など、暑さ対策の取り組みが強化されています。
札幌市では8月中旬にもかかわらず、最高気温が30℃を超える真夏日が連日続いており、環境省と気象庁は熱中症への警戒を呼びかけています。今年は例年よりも早く、複数日にわたり「熱中症警戒アラート」が発令され、市民や観光客への注意喚起が行われています。
すすきの地区では、商店街や観光案内所が協力し、公共スペースでの冷水提供やミストシャワーの設置を開始。また、エアコンの効いた施設や避難可能な公共スペースの案内を多言語で掲示し、国内外からの来街者にも対応しています。
医療関係者は「熱中症は屋外だけでなく、夜間の室内でも発症する可能性がある」と注意を促しており、特に飲酒後の脱水や、連日の暑さによる体調不良に警戒が必要です。
予防ポイント
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屋外ではこまめな水分・塩分補給
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帽子や日傘で直射日光を避ける
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冷房設備のある場所で適度に休憩
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体調が悪いと感じたら早めに医療機関へ
すすきのは夜も多くの人が集まる街。日中だけでなく夜間も油断は禁物です。観光や仕事で訪れる人も、こまめな休憩と水分補給を心がけ、楽しい夏を安全に過ごしていただきたいと思います。