1月25日、発達した低気圧の影響で北海道内は広い範囲で大雪となり、交通機関や生活インフラに大きな影響が出た。気象当局によると、道央圏を中心に雪が強まり、札幌市では短時間で積雪が増加した。札幌市では25日午後5時までの24時間に54センチの降雪が観測され、1月としては統計開始以来、最多となった。
札幌市内では、主要幹線道路や生活道路で車の立ち往生や渋滞が相次いだほか、歩道の除雪が追いつかず、通行が困難になる場所も広がった。公共交通機関にも影響が及び、札幌市電や路線バスでは運行の遅れや運休が発生した。JR北海道の在来線でも、降雪や視界不良の影響により運休や大幅な遅れが相次ぎ、札幌圏を発着する列車の利用者に影響が出た。
空の便にも大きな影響が及んだ。新千歳空港では、滑走路の除雪作業や天候悪化の影響により、発着便の欠航や遅延が相次いだ。さらに、JRや空港連絡バスなど空港へのアクセス手段が運休したことで、約7,000人が空港内で一夜を過ごす状況となった。ターミナル内では、出発を待つ利用客が長時間滞在する様子が報じられ、航空各社は最新の運航情報を確認するよう呼びかけた。
札幌市中央区のすすきの周辺でも積雪の影響が見られた。車道や歩道では雪が積もり、通行しづらい状態となったほか、繁華街では開店前から店舗関係者が店先や周辺の除雪作業に追われる様子が報じられた。来街者の移動にも影響が出たとされ、繁忙時間帯の人の流れにも変化が見られた。
北海道内ではその後も断続的に雪が降り、各自治体や交通機関は引き続き警戒を続けた。気象当局や関係機関は、今後も天候や路面状況の急変に注意し、不要不急の外出を控えることや、交通機関の最新情報を確認するよう呼びかけている。
こうした状況に際し、リアルタイムで交通情報を追うことができるのが、日本道路交通情報センターのウェブサイトです。
ここでは、全国の高速道路や一般道路のリアルタイムな渋滞・規制・通行止め情報、事故・工事情報、所要時間、ライブカメラ画像、サービスエリア/パーキングエリアの満空情報などを地図上で見ることができます。
特に冬場の運転ではいつ何時、道路状況が悪くなるか予想をすることが難しい中でこうしたサービスの活用はもはやライフラインの一つなのかもしれない。
今回の大雪は、すすきのという繁華街の足元で起きた出来事でありながら、空港や鉄道と強く結びついていることを実感させるものでした。夜の街の動きは、遠く離れた交通インフラの状況に左右されます。雪は毎年降りますが、そのたびに街全体が一つの仕組みとして動いていることを思い出させられます。
—— 文・写真:すすきのニュース編集部 【佐々木ナオ】





