札幌・ススキノで泥酔した北海道職員の男が通報 → 自ら暴行容疑で逮捕される

札幌・中央区の繁華街ススキノで、酒に酔った状態で通報を行った北海道職員の49歳の男が、逆に暴行の容疑で逮捕されるという異例の事件が発生しました。

警察によると、男は5月上旬の深夜、ススキノ中心部の路上で「2人と揉めている」と自ら110番通報。しかし、現場にいた19歳の男性が「この男に殴られた」と訴えたため、警察は男を暴行の疑いで現行犯逮捕しました。

男は逮捕時、酒に酔っていたとされ、「全く身に覚えがない」と容疑を否認しているとのこと。警察は当時の状況や周囲の目撃情報をもとに、正確な経緯を調べています。

📌 発生日時:2025年5月上旬 深夜

📌 発生場所:札幌市中央区南5条西3丁目付近(すすきのエリア)

📌 容疑者:北海道職員の49歳男性(札幌市在住)

📌 被害者:札幌市内の19歳男性

「通報者が被疑者に変わる」。ススキノという街では時折起きる、酔いと錯覚がもたらす逆転劇。
事件そのものは単純ですが、“酒場の魔法”にかかった人間の判断力が、どれほど脆いかを改めて考えさせられました。

すすきのの夜には、“正気”と“酩酊”の境界線が存在しないのかもしれません。
その中で働く人、遊ぶ人、そして通報する人──誰もが、明日は自分かもしれない