2026年2月1日、札幌市中央区南2条西6丁目に位置するホテルアベスト札幌で、開業以来初となるディナーバイキングの提供が始まる。同ホテルを運営する株式会社アベストコーポレーションは、朝食バイキングに加えて夕食でも多様なメニューを提供する方針を示し、館内地下1階の「Buffet Dining The HARBOR SAPPORO」で実施する。提供時間は17時30分から21時までで、宿泊者と外来客向けに料金を設定している。
ホテルが発表した内容によると、同施設は狸小路商店街や大通公園に近く、観光客の利用が多い立地にある 🏨。既存の朝食バイキングが利用者からの評価を受けてきたことを踏まえ、夕食帯にも需要があると判断し、新規提供を決定した。館内ではビジネスラウンジや24時間営業のコンビニなどのサービスを展開しており、滞在中の利便性を高める施設構成となっている。
提供するディナーバイキングは「カニ」「海鮮」「お肉」を主軸にした構成となる🦀🐟🥩。紅ズワイガニと花咲ガニは食べ放題、タラバガニは1人につき1本の提供とされ、海鮮コーナーでは寿司や刺身、いくらを含む海鮮丼の具材が並ぶ。天然南マグロの部位食べ比べコーナーでは、大トロ・中トロ・赤身を特設ブースで切り分けて提供する。肉料理はステーキとラム肉のジンギスカンを中心に、ライブキッチンで仕上げる形式が採られている。
北海道産食材を使ったご当地メニューも併設され、スープカレー店「GARAKU」監修のスープカレーや、ホッケの浜焼き、キタアカリのじゃがバタ、鮭のちゃんちゃん焼き、ブランド豚「夢の大地」を使ったしゃぶしゃぶなどを提供する🍛🔥。料理内容は日替わりで一部変更される場合があるとしている。これにより、観光客が多い札幌中心部において、飲食需要の一部をホテル内で取り込む形となる。
今回のディナーバイキング導入により、同ホテルは既存の朝食バイキングに加えて滞在時の食事選択肢を広げることになる。周辺は観光客・ビジネス客ともに利用が多いエリアであり、狸小路やすすきのまで徒歩圏でのアクセスが可能な立地特性から、宿泊用途と合わせた利便性向上が見込まれる 🏙️。ホテル側は予約を24時間電話で受け付けており、提供開始後も状況に応じてサービス内容を調整していく方針である。
—— 文・写真:すすきのニュース編集部 【佐々木ナオ】
館内の動線を見ていると、朝食を目的に利用する宿泊客が一定数いることがわかります。今回の夕食バイキング導入は、その流れを自然に広げる施策だと感じました。周辺の飲食店が充実している地域ではありますが、ホテル内で完結できる選択肢を整えることは、滞在満足度の向上につながるとのことです。今後の利用実績を注視したいと考えています。📊





