サッポロテイネスキー場でリフト停止、乗客約70人を救助


5日、札幌市手稲区にあるサッポロテイネスキー場で、稼働中のリフト1基が停止するトラブルが発生した。この影響で、当時リフトに乗っていた乗客およそ60人から70人が一時的にリフト上に取り残され、スキー場の職員による救助が行われた。救助は全員に対して実施され、けが人はいなかったという。

停止したのは、サッポロテイネスキー場に設置されている「パノラマ2号リフト」で、全長は997メートルある。トラブルが発生したのは5日午後2時ごろで、機械トラブルによりリフトが運行を停止した。停止後、すぐに運転を再開することができない状態となり、通常運行への復帰は困難と判断された。

当時、リフトにはスキーやスノーボードを利用する乗客が多数乗車しており、人数はおよそ60人から70人とされている。リフトの停止を受けて、サッポロテイネスキー場の職員らが対応にあたり、乗客を一人ずつリフトから降ろす救助作業が進められた。救助作業は段階的に行われ、安全を確認しながら実施されたという。

救助は、トラブル発生からおよそ1時間後に完了した。リフトに取り残されていたすべての乗客が地上に降ろされ、体調不良や転落などによるけが人は確認されていない。スキー場側は、救助完了後も現場の安全確認を行ったとしている。

サッポロテイネスキー場によると、今回のリフト停止の詳しい原因については現在調査中で、機械トラブルの内容や発生経緯を含めて確認を進めているという。原因が判明し次第、6日以降のリフト運行を再開する予定としており、再開時期については安全確認を最優先に判断するとしている。

 

—— 文・写真:すすきのニュース編集部 【佐々木ナオ】


リフト停止という言葉だけを見ると大きな事故を想像しがちですが、今回のケースでは全員が無事に救助された点が何より重要です。約1時間という限られた時間で、60人以上を一人ずつ対応する作業は、現場の冷静な判断と日頃の訓練がなければ難しかったはずです。冬のレジャーは楽しい反面、設備トラブルが起きた瞬間に緊張感が一気に高まります。だからこそ、こうした「何も起きなかった結果」にも、現場の積み重ねがあることを忘れてはいけないと感じました。