札幌市中央区南6条西4丁目2-1 ススキノ野口ビル6階に入るクラブ「a.c.i.d sapporo」が、2026年2月28日をもって現店舗での営業を終了すると、外部サイト「札幌開店閉店インフォ」に掲載されている。同サイトでは「移転閉店」と記載されているが、移転先の所在地や営業再開時期などの詳細は確認できていない。
同店は2020年7月17日に営業を開始したクラブである。店舗紹介文(ABOUT)では、「音・酒・人が交錯する空間で大人が心置きなく楽しめる場所」をコンセプトに掲げ、札幌におけるクラブ拠点として新たな歴史をスタートさせたとしている。第一線で活躍するDJの出演や、国内外のトップアーティストの招聘を打ち出し、最先端のクラブミュージックを発信し続ける方針を示してきた。
店舗紹介文では、心地よい音響環境と洗練された雰囲気の中で来場者がクラブミュージックに没頭できる空間であること、札幌のクラブシーンにおいてアンダーグラウンドを根底に持ちながら進化を続ける姿勢が明記されている。ジャンルとしてはクラブ営業を中心とし、DJイベントを主軸に展開してきた。
所在地はすすきのエリア中心部のビル6階で、地下鉄南北線「すすきの駅」および東豊線「豊水すすきの駅」から徒歩圏内に位置する繁華街エリアである 。すすきのは飲食店やバー、ホテルなどが集積する市内最大級の歓楽街であり、夜間帯を中心に来街者が多い地域特性を持つ。
近年、すすきのでは再開発や商業施設の開業が進む一方、テナントの入れ替わりも続いている。クラブやライブハウスなどのナイトタイム業態は、観光動向やイベント需要の影響を受けやすい分野でもある。今回の移転閉店がエリア内での再出店を伴うものか、別エリアへの展開となるのかは現時点では公表されていない。
現店舗での営業は2026年2月28日までとなる。
2020年スタートということは、コロナ禍をまたいで営業してきた箱ということになる。あの時期を乗り越えて続いてきたクラブが区切りを迎えるのは、少し時代の流れを感じる瞬間でもある。移転という形で次のステージに進むのか、それとも方向転換なのか。続報が出れば、また改めて追いたいと思う。





