【札幌】嵐ラストツアー 15万人公演で空港・ホテル・街に波及


札幌公演は、STARTO ENTERTAINMENT公式で「ARASHI LIVE TOUR 2026『We are ARASHI』」の北海道公演として案内され、会場の大和ハウス プレミストドーム公式も3月13日、14日、15日の開場予定時刻を告知しました。UHBは、この札幌3公演に3日間で15万人が集まる見込みだと報じており、ツアーの出発点として札幌が大きな注目を集めました。

元々、ツアーが発表されたタイミングで宿泊施設への影響のことを言われていました。しかし、ツアー当日にも影響が表れたのは交通です。ドーム公式は会場駐車場を営業しないと案内し、会場周辺では一部区間で駐停車禁止を実施。地下鉄東豊線の増便に加え、バス増便や終演後の臨時バス運行、JRの臨時特急運行など、広域での輸送対応が取られていました。さらにドーム公式では、場内コインロッカーが利用できず、大きな荷物は駅や宿泊先に預けるよう呼びかけています。

宿泊と空港への影響も大きく、UHBは札幌市内ホテルの高騰例として、通常1万5750円の部屋が7万9800円になったケースを紹介しました(参考:UHB 【来週から嵐ラストツアー】)。各航空会社の羽田発新千歳行きがほぼ満席となり、深夜の臨時便対応も実施。札幌市内のホテル満室を受け、洞爺湖方面への特別バスも運行されました。一方で、北海道大学の後期試験との日程重複は懸念されたものの、受験生宿泊への大きな影響は確認されていないようです。

街なかでは、ライブに合わせた動きが観光地や店舗にも広がりました。UHBによると、さっぽろ羊ヶ丘展望台では大野智さんゆかりのラベンダーソフトを期間限定で販売し、サンドリアでは櫻井翔さんが番組で食べたとされるエビマヨを特別価格で提供。AOAO SAPPOROではメンバーカラーを意識したグッズも展開されました。さらに札幌市南区の洋菓子店には、嵐のメンバーが食べたとされる5種類のケーキセットを求めて開店前から約30人が並び、終演後の3月15日には羊ヶ丘展望台など“ゆかりの地”にファンが集結。FNNはラベンダーソフト完売やテレビ塔の嵐カラー点灯を伝えており、公演終了後も札幌の街に後日談が残った形です(参考:UHB 【嵐ラストライブ】)。


今回の札幌公演で見えたのは、コンサートの影響が会場内にとどまらず、交通、宿泊、観光、飲食まで連動して広がる都市型イベントの大きさです。

一方で、経済効果の金額は、UHBがツアー全体で1000億円規模、HBCが2000億円規模の試算を紹介しており、数字には幅があります。札幌単体の効果額として確定した公的数字が出ているわけではない点は、切り分けて見ておきたいところです。