4月25日、東雁来に「CLASS1札幌」オープン
札幌市東区東雁来に、新たな古着の買い場が加わる。株式会社RESTAの発表によると、「古着卸倉庫CLASS1札幌」は2026年4月25日午前10時にオープンする予定だ。場所は札幌市東区東雁来8条1-15-12で、営業時間は10時から19時まで。無料駐車場は30台以上、北海道中央バス「東雁来7条2丁目」停から徒歩3分と案内されている。店頭にはロサンゼルス直輸入のアメリカ古着約10,000着が並ぶという。
いちばんの特徴は「卸倉庫の一般開放」
この店のいちばん大きな特徴は、古着屋というより「卸倉庫の一般開放」を前面に出していることだ。もともとは古着業者が仕入れに訪れる倉庫だが、CLASS1札幌では一般客も入店でき、卸価格をうたう。
発表では、均一商品の一例としてTシャツ1100円、デニムパンツ2100円(いずれも税抜き)を挙げており、均一品とは別に、値札付きで販売するスペシャル商品も用意するとしている。古着に詳しい人が掘り出し物を探す楽しさと、初心者が価格帯の分かりやすさで入りやすい設計を両立させようとしているように見える。
札幌の読者目線で見ると、この店は「街なかで何軒も回る古着探し」とは少し違う体験になりそうだ。
東雁来という立地に加え、30台超の駐車場を備えることから、ふらっと1着探すというより、家族や友人とまとめて見に行って、倉庫の中で宝探しのように商品を掘る楽しさが前に出る店になりそうだ。倉庫型の広さや量感が実際にどう出るかはオープン後の現場次第だが、少なくとも発表内容からは、品ぞろえの量そのものを集客の武器にしていることが伝わる。
Instagramで積み上がる期待感
開店前の期待感も小さくない。札幌店の公式Instagramは4月20日時点で約1万人のフォロワーを獲得している。
検索上で確認できる公開情報でも、プロフィールでは4月25日オープンと住所、営業時間を案内し、投稿ではCarharttのダックジャケット、MADE IN USAのスウェット、METALLICAやSLIPKNOTなどのバンドTといった入荷情報が打ち出されていた。
札幌店が何を強みにしているのかを、開店前からかなり具体的に見せにいっている印象だ。古着好きにとっては「何が並ぶのか」が最重要だからこそ、この事前発信は集客面でも効いてきそうだ。
札幌でどんな店として受け止められそうか
もうひとつ見逃せないのは、運営側が単なる流行商売としてではなく、「古着の価格が上がりすぎて手が届きにくくなっている状況を変えたい」と説明している点だ。
アメリカ現地での仕入れから日本での仕分け、洗濯、値付けまでを自社で完結する仕組みを整え、中間コストを抑えることで価格と品質の両立を図るとしている。さらに、衣料品リユースの裾野を広げたいという考えも示している。
こうした説明をそのまま受け取るとしても、CLASS1札幌は「安い古着がある店」だけではなく、「古着への入り口を広げたい店」として札幌に入ってくることになる。
過去のオープン事例として、運営側は浜松で700人超の行列ができ、最長2時間待ちになったと紹介している。ただし、札幌で同じ規模の混雑になるかは当日にならないと分からない。
とはいえ、開店前からSNSで具体的な商品投稿を積み重ね、一般客にも卸価格を打ち出す新店は、少なくとも「ちょっと気になる新店」で終わりにくい。4月25日の朝、東雁来にどれだけ人が集まるのかは、札幌の古着好きだけでなく、週末の買い物先を探している人にも注目されそうだ。
注目すべきなのは、古着の人気そのものよりも、「卸倉庫を一般客に開く」という売り方の転換です。札幌でこの形式がどこまで受け入れられるかは、初日の集客以上に、その後の定着で見えてきそうです。





